アマビエの貼り絵を制作

2020/05/29 00:00(公開)
作品を手にする中村さん、高良さん、三浦さん(右から)=東愛知新聞社で
作品を手にする中村さん、高良さん、三浦さん(右から)=東愛知新聞社で
 東愛知新聞社が募集しているオリジナル「アマビエ」作品に、豊橋市の福祉サービス事業所「ハピラコ」から応募があった。職業指導員の三浦祥五さんと利用者の中村昂生さん、高良ひよしさんが大きなアマビエの絵を本社に持参した。
 アマビエは江戸時代に肥後国(現在の熊本県)の海に出現し「病気がはやったら自分の姿を写して人々に見せよ」と語ったとされる。
 普段は梱包や自動車部品の下請け作業などをしている。だが、新型コロナウイルスの影響で仕事量が減っていたという。そんな中、職員が本紙のアマビエ作品募集記事を目にし、みんなで作品を作ることにした。利用者10人が参加、10日ほどかけて完成させたという。
 作品は縦120㌢、横80㌢の大きさ。紙に色紙を貼って作った。特徴である目や口の形も貼り絵で表現している。爪がある手には銀紙を使った。。
 中村さんが写真などを参考にして下書きし、高良さんが配色を考えたという。「色紙を貼っているうち、隙間ができてしまったこと、輪郭をどう表現しようかが難しかったです」と三浦さん。貼り絵の下は、青いビニールひもがついている。アマビエが海から出てきたイメージだろうか。
 ハピラコは、利用者の一般就労を目標としている。豊橋市の広小路に店を構えるカレー店「アットカレー」はデリバリー(配達)サービスもしており、市役所などにも届けている。
(林大二朗)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

藤城建設 住まいLOVE不動産 虹の森 さわらび会 光生会 蒲郡信用金庫
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国