「必要なところへ」アベノマスク寄付の動き広がる

2020/06/07 00:00(公開)
マスクを届ける客=豊川市のアクワイアで
マスクを届ける客=豊川市のアクワイアで
 政府が全世帯に2枚ずつ配布している布マスクが東三河に届き始めている。「必要ない」との声が出ているため、集めて必要なところに寄付する動きが東三河で広がっている。
 エステサロンなどを経営している「ACQUIRE(アクワイア)」は、豊川市佐奈川町の「エステサロンSPALa」、豊橋市前田南町の「エステサロン茉莉花」、豊橋市石巻町の農園「風音」でマスクを受け付けている。エステサロンはいつでも、農園は13~28日の土、日曜に受け付ける。マスクを持参するとサロンは1000円のクーポン券を、農園はフローズンブドウ100㌘をプレゼントする。集まったマスクは東三河広域連合を通して必要な介護施設に届ける。問い合わせはアクワイア(0533・84・2990)へ。
 豊川市西本町の飲食店「炭火・鶏中々」もマスクを募集中で、店で使える1000円分の食事券と交換する。マスクは小学校や福祉施設に寄付する。問い合わせは榊原直斗さん(080・1590・4617)へ。
(竹下貴信)
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