豊橋中央高生徒と沖縄の玉城知事がオンライン会議

　豊橋中央高校の２年生が29日、来年２月に修学旅行で訪れる予定の沖縄県の玉城デニー知事とオンライン会議をした。在沖米軍基地のことや、コロナ禍で行っても良いかなどを質問した。
　生徒たちから「この時期に行って、沖縄の人が喜んでくれるのだろうか」などの声が上がり、疑問を玉城知事に聞いてみようと開いた。
　玉城知事は「沖縄では空港や港に相談センターを設置し、観光客の受け入れ態勢は万全です。皆さんが家を出る前に体調管理をしっかりとしていただければ、沖縄の人たちは喜んで受け入れます」と歓迎の言葉を述べた。
　米軍基地の現状については「日本の面積の０・６％しかない沖縄県に、70・６％の施設が置かれています。沖縄の米軍基地の総面積は田原市と同じくらいです」と現状を説明し、「日米が協力し、米軍基地をアメリカが引き取っていくという形で整理、縮小してほしいと願っています」と語った。
　修学旅行の見どころについては「美ら海水族館をはじめ、伝統芸能のエイサーやカチャーシーです。異国情緒も各所で感じられます」と生徒たちにＰＲした。
【竹下貴信】