田原の潮音寺に「双頭蓮」

2020/07/04 00:00(公開)
1本の茎から2つの花を咲かせる「双頭蓮」のハス=いずれも潮音寺で
1本の茎から2つの花を咲かせる「双頭蓮」のハス=いずれも潮音寺で
 田原市福江町の潮音寺(宮本利寛住職)で、1本の茎から二つの花が咲く「双頭蓮」のハスが3日、咲いた。宮本住職(73)は「40年に1度見られるといわれ、突然変異の結果だと思います」と話した。
 寺の境内は、ハスが見頃を迎えている。宮本住職が30年ほど前に植えた数株のハスが100株以上に増えた。
 双頭蓮は3年前にも咲いた。近所から毎年見学に来る杉村郁夫さん(76)、克代さん(75)夫妻は「まだつぼみかと思って来てみたら咲いていてよかった。双頭蓮を見るのは2回目です」と笑顔で話した。
 宮本住職は「曹洞(そうとう)宗の潮音寺に双頭(そうとう)蓮が咲いた。こりゃ相当(そうとう)珍しい」とダジャレを言って喜んだ。
 ハスの花は午前5時頃から開き、午前10時過ぎには閉じる。3日続いた後、4日目には散ってしまうという。9月上旬までは次々に咲いていくが、見頃は8月中旬まで。
【小島幸子】
次々に咲いていくハス
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