豊川市が平和祈念式典

2020/08/08 00:00(公開)
フェースガードを着け、戦没者に献花する豊川高校の生徒ら=豊川市文化会館で
フェースガードを着け、戦没者に献花する豊川高校の生徒ら=豊川市文化会館で
 豊川市は7日、市文化会館で、豊川海軍工廠の戦没者を悼む平和祈念式典を開催し、101人が参列した。新型コロナウイルスの影響で招待者を減らすなど規模を縮小し、入場時の検温や席に間隔を空けるなどの対策を徹底した。
 75年前の爆撃が激しかった午前10時半に合わせて開式。最初に1分間の黙とうがあり、戦没者を悼んだ。市内全域にはサイレンが鳴り響き、市民らも祈りをささげた。
 竹本幸夫市長は「今を生きる私たちの使命は、75年前に起こった出来事を風化させることなく、戦争の悲しい記憶や悲惨さ、平和の尊さについて伝え続けていくこと」と述べた。2018年6月に工廠跡地に開園した平和公園を挙げ「二度と戦禍の苦しみをつくり出さないためにも、多くの方々にこの施設をご覧いただき、豊川市のこの地で起こった出来事を考える機会にしてほしい」と語った。
 式典終了後には一般の来場者による献花があった。
【由本裕貴】
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