豊橋市とサーラE&L東三河協定

2020/09/04 00:00(公開)
協定書を手にする山田社長㊧と佐原光一市長=豊橋市役所で
 豊橋市は3日、住宅用火災警報器(住警器)の設置と維持管理を各家庭に呼び掛けるための連携協定をガス事業者のサーラE&L東三河と結んだ。同社がガス設備の点検時に啓発チラシを配るなどして、機器の更新や設置を勧める。
 住警器は、天井や壁の高い位置に設置し、煙や熱を感知してブザーなどの音で知らせる。消防法は、2006年6月から新築住宅を対象に設置を義務づけ、08年6月から既存住宅にも拡大した。11年6月からは、すべての住宅への設置が義務化された。10年を目安に交換することを勧めている。
 「サーラ」は契約家庭で4年に1度、ガス設備の法定点検をしており、協定によって各家庭での点検時に啓発に取り組む。
 調印した山田佳弘社長は「各家庭での安全安心のために協力していきたい」と話した。
 市消防本部によると、市内の住警器設置基準は基本的に「寝室」「階段(2階以上の階に寝室がある場合)」「台所」の3カ所。基準に沿った設置率は61%、3カ所のいずれかに設置してある率は88%という。18年度から現在までにあった住宅火災で、住警器が不作動だったのは2件だった。
【安藤聡】
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