豊川で100歳以上の高齢者をお祝い

2020/09/09 00:00(公開)
竹本市長から記念品を贈られる鈴木さん㊨=豊川市赤坂台で
竹本市長から記念品を贈られる鈴木さん㊨=豊川市赤坂台で
 豊川市は8日、敬老事業の一環で竹本幸夫市長らが今年中に100歳以上となる高齢者の自宅を訪問し、長寿を祝った。
 竹本市長は、1月6日に100歳になった赤坂台の鈴木かづさんを訪問。記念にプリザーブドフラワーを、市社会福祉協議会の鈴木充事務局はタオルケットを贈った。
 聴力が弱っている鈴木さんは筆談でやり取り。「好き嫌いはなく、何でも食べます」「テレビを見ている時が一番楽しいです」などと答え、元気のコツは「老人会などにも積極的に参加していることではないでしょうか」と明かした。
 60歳で定年退職後は、ゲートボールなどスポーツにも励み、自宅でも貼り絵や手芸など多彩な趣味に打ち込んできた。作品が壁に飾られた部屋で市長らを迎え、一緒に暮らしている息子の良一さん(67)も「100歳だなんて私じゃ考えられないです。一年一年の積み重ねだと思いますね」と笑顔で話した。
 市内には今年100歳以上の高齢者が109人(女94人、男15人)おり、109歳の女性が最高齢。
【由本裕貴】
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