豊橋総合動植物公園が世界動物園水族館協会に加盟

2020/09/22 00:01(公開)
園内で飼育するアジアゾウ(ワシントン条約Ⅰ類)

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)が、世界動物園水族館協会(WAZA)に加盟した。希少動物の飼育と保全や、繁殖、教育、研究を進めるために申請していた。


 WAZAは2000年に世界動物園長連盟(1935年設立)を発展させて発足した。世界約50カ国の約400の動物園、水族館と、各国の動物園水族館協会でつくる。日本国内では、上野動物園、名古屋市の東山動物園、日本動物園水族館協会など、10の園と団体が加盟している。


 のんほいパークは、絶滅の恐れのあるほ乳類28種、鳥類24種、は虫類5種を飼育している。これらは、「ワシントン条約」に指定されるか、国際自然保護連合(IUCN)の希少動物レッドリストと環境省のレッドリストに掲載されている。


 のんほいパークは「世界の加盟園とのブリーディングローン(繁殖のための動物交換)で、絶滅危ぐ種の動物繁殖などで連携し、国内だけで限界がある繁殖活動をしていきたい」と話している。

アムールトラ(同
レッサーパンダ(同)
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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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