2回目の特別定額給付金装うメールに注意

2020/10/17 00:00(公開)
フィッシング対策協議会が公開した偽メールの画像
フィッシング対策協議会が公開した偽メールの画像
 新型コロナウイルス対策の特別定額給付金を巡り、総務省からの通知を装って2回目の給付があるかのような偽メールが出回っている。「フィッシングメール」と呼ばれ、リンクにアクセスさせて、個人情報をだまし取ろうとしている。総務省は「特別定額給付金について、政府からメールなどでお知らせをすることはありません」として、注意を呼びかけている。
 2005年に設立された「フィッシング対策協議会」は15日付でメールの画像とともに、注意喚起するメッセージを出した。
 それいにょると、偽メールの件名は「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました。」とあり、メール本文には、総務省による特別定額給付金の通知を装った内容が記載されている。そしてメール本文から「特別定額給付金ポータルサイト(サイトへリンク)」と表示されたリンク先へのアクセスを誘導する仕組みだ。
 誘導先では、氏名、生年月日、郵便番号、運転免許証・保険番号・パスポート番号、電話番号などの入力欄が表示されるという。さらに進めると運転免許証、保険番号、パスポートのほか、通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面の写しなどをアップロードするよう要求されるとしている。従うと、それらの個人情報が悪用される可能性がある。
 総務省は「当該メール及びサイトは、総務省も含め、行政機関によるものではなく、情報の詐取などを目的としたものと思われますので、決してリンクにアクセスせず、当該メールを削除してください」と呼びかけている。
【山田一晶】
総務省の注意喚起
総務省の注意喚起
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 虹の森 光生会 さわらび会 藤城建設 蒲郡信用金庫
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国