豊橋市長選投票所のコロナ対策

2020/10/29 00:00(公開)
期日前投票所では消毒済鉛筆の使用をする=豊橋市牟呂地区市民館で
期日前投票所では消毒済鉛筆の使用をする=豊橋市牟呂地区市民館で
 11月1日告示の豊橋市長選で、市選挙管理委員会は新型コロナウイルス対策に取り組む。「3密」を避けるだけでなく、ビニール手袋を配り、投票所での感染防止に努める。
 期日前投票は、市役所のほか、市内の公共施設4カ所で、4~6日は路線バス車両を使った移動期日前投票所の計6カ所で。8日は65カ所に投票所を設ける。
 期日前を含めた各投票所は換気の徹底のほか、飛まつ防止パネルを設置し消毒液の配備、記載台を一つおきにして間隔を確保をする。
 投票用紙の記入は8日と期日前とは別方式にする。8日は、条例(1964年制定)により、用紙に印刷された候補者名の上に、備え付けのスタンプで○印を押す記号式で投票する。このため、入場時にビニール手袋の着用を求める。
 一方、期日前投票所では用紙に候補者名を記入する自書式のため、投票者は鉛筆で名前を書く。鉛筆は従来は記載台に備え付けているが、コロナ対策として鉛筆を1本ずつ消毒して手渡す。投票従事者側がゴム手袋を着用して作業をする。
 一連の対策は今夏に実施された東京都知事選での選挙事務対応を参考にした。選管担当者は「投票所での感染を拡大させないために、万全な備えをしていきたい」と話している。
 一方、各投票所では検温はせず、体調不良や発熱の症状がある人には自己申告してもらう。「たとえ体調不良でも投票機会を妨げられない。法令にもない」と選管は話している。
 期日前投票は市役所東館地下1階、二川、牟呂、石巻の各市民館、大清水まなび交流館「ミナクル」の5会場で2~7日の午前8時半~午後8時。
【安藤聡】
8日はビニール手袋を着けて意中の候補の名前にはんこを押す
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