「あしがる線」利用1679人に

2020/11/07 00:00(公開)
デマンドバス=新城市で
デマンドバス=新城市で
 新城市は、昨年10月から作手地区で運行を始めた電話予約制のデマンドバスの利用状況をまとめた。
 予約すると、バス停まで歩かなくても自宅前で止まったり、目的地まで運んでもらえるサービス。
 まとめによると、デマンドバス運行の「あしがる線」は、路線バスだった前年の948人から1679人に増加した。利用登録者は236人。
 利用者の年代別内訳は、80代が839人で半数を占めた。続いて90代の347人(20・7%)、70代の143人(8・5%)、10代の98人(5・8%)の順。
 乗車場所、降車場所ともトップは「自宅」でそれぞれ580人(34・5%)、795人(47・3%)。2位は乗車場所が「Aコープ」(309人、18・4%)、降車場所が「診療所」(261人、15・5%)となっている。高齢者の生活や子どもたちの通学に活用されているようだ。
 一方で、守義線の路線バス(診療所前-鳴沢橋)は、前年の3616人から1429人に減少した。日中はデマンドバスなっているため、本数が減っている。市は理由として「中高学生の通学利用者が減少した」「新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校休業によって通学日数が減った」「通勤で利用していた人が、家族で送迎されるようになった」を挙げている。
 利用者の声を反映し、10月からは作手地区外2カ所でもピンポイントで停車するように改善されており、今後も利用促進につながる見直しを進める方針。
【山田一晶】
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