さわらび大学で落語上演

2020/11/10 00:00(公開)
25人が参加した「さわらび大学」=いずれも豊橋市野依町
25人が参加した「さわらび大学」=いずれも豊橋市野依町
 豊橋市の医療法人・社会福祉法人「さわらび会」(山本孝之理事長)が地域住民の健康や教養、職員の資質向上など目的に開く「さわらび大学」が、同市野依町の第二さわらび荘で開かれた。「今こそ笑って楽しく過ごそう!」と題した落語の上演があった。
 さわらび大学は、法人が長年続ける地域向け教養講座。趣向を凝らした内容で年間数回開いてきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で計画を変更し、今年度は1回限りの開催となった。
 感染予防対策としてマスク着用や検温、ソーシャルディスタンスを保った会場作り、参加者名簿への記帳、換気などに配慮した。会場以外にも動画配信サービスを使いオンラインで同時配信する初めての試みとなった。
 受講経験者や職員、施設利用者ら希望する25人が参加。講師に「成田家紫蝶」こと近藤洋二さんを招き、豊橋の二川校区に伝わる民話を基にした創作落語「腕借り天狗」、オリジナル創作の「石原裕次郎物語」の2席を聞いた。時事ネタを盛り込みながら巧みに展開する近藤さんの話術に参加者は引き込まれ、マスク越しに笑い声を上げていた。
 参加者からは「青春を思い出す楽しい講義だった」「久しぶりに外へ出る機会となってよかった。また楽しく講義を受けて笑いたい」と好評だったという。
【田中博子】
創作落語を披露する近藤さん
創作落語を披露する近藤さん
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