豊橋中央高の中川がオリックスと仮契約

2020/11/28 00:00(公開)
仮契約を終え、家族と笑顔の中川(右から2人目)=豊橋市内で
 プロ野球ドラフト会議でオリックスから5巡目指名された豊橋中央高校の中川拓真捕手(3年)が27日、豊橋市内のホテルで球団と契約金3000万円、年俸450万円(いずれも推定)で仮契約を結んだ。
 背番号はソフトバンク、オリックスで16年間プレーし、今季限りで現役を引退する山崎勝己捕手が付けた「62」に決まった。ユニフォームに袖を通した中川は「プロ野球選手になるという実感が湧いてきて、身の引き締まる思い」と話した。
 高校通算44本塁打の長打力を武器に「打てる捕手」を目指す中川は、プロでの目標を「最終的には三冠王」と宣言した。同席した家族への恩返しも誓った。母昌枝さんは「(契約金で)新しい洗濯機を買ってほしい」とポツリ。これまで何度も息子のユニフォームを洗ってきた洗濯機の買い替えを希望した。
 担当の谷口悦司スカウトからは「チームはいま若手中心。2~3年後に中川君が活躍してくれればBクラスから浮上できる。まずは140試合戦える体力を付けてほしい」と期待された中川。入団後に話してみたい選手には主砲の吉田正尚外野手を挙げて「1軍で長く調子を保てるコツを聞きたい」と望んだ。
 12月19日に大阪府内で入団会見に臨む。
【由本裕貴】 
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 虹の森 さわらび会 光生会 蒲郡信用金庫 藤城建設
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国