コロナ新規陽性者 県内過去最多234人、豊橋は7人

2020/11/28 00:01(公開)
 県は27日、この日234人が新型コロナウイルス検査で陽性となったと発表した。1日の数としては過去最多で、200人を超えるのは今月21日以来。大村秀章知事は東京への不要不急の移動自粛を呼びかけるとともに、感染拡大防止に努めるよう求めている。
 管轄保健所別内訳は、県管轄が99人、名古屋市が117人でいずれも過去最多。豊橋市と岡崎市が各7人、豊田市が4人。豊橋市は10代の男女と、いずれも男性の20代が3人、40代が2人。4人はすでに陽性と判明している人の濃厚接触者か知人。
 一方、26日に陽性者として発表された198人の地域別内訳は名古屋市が92人。東三河は豊橋市の8人と、蒲郡市の20代と30代と70代のいずれも男性。30代と70代はすでに陽性と判明している人の濃厚接触者。一宮市で14人の陽性者が出ている。
 10月21日から11月26日までの「第3波」の陽性者の累計は3631人となった。70代以上の割合は11・0%、感染経路不明者は45・4%。この期間の重症、中等症の患者の割合は11・4%となっている。
 26日現在の入院は376人、入院調整は13人、軽症か無症状の人向けの施設入所は220人、自宅療養は854人。
【山田一晶】

豊川グランドホテルを軽症か無症状向け施設へ

 県は27日、軽症か無症状の人向けの宿泊療養施設として新たに豊川市市田町の「豊川グランドホテル」を借り上げ、12月4日から開設すると発表した。東三河では初。
 同様の施設は現在、あいち健康の森(東浦町、63室)と東横INN名古屋名駅南(名古屋市中村区、805室)の2カ所にある。インフルエンザの流行期を控え、東三河に新たに開設することになった。地元からも要望が出ていた。
 豊川グランドホテルは58室で、医師が適当と判断した人が入所する。医療スタッフなどは県病院協会、県医師会などの協力を受ける方針。
 29日午後2時から豊川市野口町の八南公民館で地元説明会がある。
 一方、県は国から見直しを求められていた飲食店支援策「Go To イート」キャンペーンについて対応を決めた。
 「食事券の発行・販売の一時停止」は、現在実施している第2期販売(40万冊、50億円)の受け付けを継続する。一方で12月16、21の両日に予定する当選発表は一時停止し、感染状況が落ち着いた段階で発表する。
 食事券やポイントの利用は、改めて感染防止対策の徹底を事業者、利用者に強く働きかける。21日から実施されている「4人以下」の人数制限なども改めて周知する。
 国に対して、来年1月末までとなっている食事券の販売期限、3月末までとなっている利用期限の延長を要請する。
(後藤康之)
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