SI豊橋がフードバンクに食品など寄贈

2020/12/22 00:00(公開)
片桐副理事長に調味料を手渡す西川会長㊧=ホテルアークリッシュ豊橋で
片桐副理事長に調味料を手渡す西川会長㊧=ホテルアークリッシュ豊橋で
 国際ソロプチミスト豊橋(西川美恵子会長)は、豊橋市駅前大通2の「ホテルアークリッシュ豊橋」で例会を開いた。NPO法人東三河フードバンクの片桐逸司副理事長を講師に招き、活動について話を聞いた。
 西川会長のあいさつの後、片桐副理事長に対し、会員が持ち寄った調味料などを寄贈した。
 東三河フードバンクは、支援の必要な人たちに食品を無償提供しようと豊橋ライオンズクラブ会員らを中心に、今年6月に設立された。
 片桐副理事長は「日本は『貧しさが見えない社会』。みんなが身を寄せ合う社会になっていない」と指摘した。そしてフードバンク事業を「食品ロスと貧困という二つの社会的課題に同時にアプローチしている。食を通じて子どもの未来を応援したい。食のセーフティーネットとして、非常時の備蓄にもなる」と紹介。設立の経緯や寄贈の方法、市や市社協との協定、今後の課題などを説明し、会員に協力を呼びかけた。
【田中博子】
東三河フードバンクについて説明する片桐副理事長
東三河フードバンクについて説明する片桐副理事長
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