新城高で閉校記念式典

2021/02/27 00:00(公開)
式辞を述べる竹下校長=いずれも県立新城高校で
式辞を述べる竹下校長=いずれも県立新城高校で
 県立新城高校(新城市中野)で26日、閉校記念式典があった。最後の卒業生148人と同窓会役員らが出席。1948年に誕生した学校へ別れを告げ、県立新城東と統合した新城有教館高校へと受け継いでいくことを誓った。卒業式は来月1日にある。

 学校は12年に開校した新城町立実科高等女学校と、19年に開校した県立農蚕学校が母体。48年の学制改革で統合し、県立新城高校となった。生徒数増のため、72年に普通科は新城東高へ分離した。しかし少子化の進行で新城東高と統合して2019年に県立新城有教館高校が開学し、今年度から1、2年生が同じ敷地で学校生活を送った。
 竹下昌宏校長は「誕生から74年。2万3000人が卒業しました。仲間との絆は校名とともに残り続けます。有教館は地域振興と発展に貢献できる人材育成に向けて尽力します」と式辞を述べた。
 同窓会の服部武幸会長は「歴史と伝統を築き、地域に貢献する人材を育ててきた母校の閉校は寂しい。学校で培った精神は今後も受け継がれます」とあいさつした。
 卒業生代表の熊崎龍輝さんは「先輩とともに学校で学んだことを誇りに思います」と述べた。
 校内で有教館高校の生徒もオンラインで式を見学した。
【安藤聡】
校歌を歌う服部同窓会長ら㊨
校歌を歌う服部同窓会長ら㊨
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