豊橋市草間町の「個別指導Ｗａｍ」豊橋草間町校で21日、「個性心理學セミナー」が開かれた。９組の親子らが受講し、子どもたちの心を理解する考え方について学んだ。
　個性心理學とは、生年月日を元に個性を分析して一定のタイプに当てはめるもの。同校講師の田畑由加子さんが受講者の個性とタイプを分析し、「このタイプは他人軸。お父さんやお母さんに喜んでほしいから頑張る。このタイプは自分軸。自分で決めて自分で動きたい」などと、それぞれのタイプに合ったコミュニケーションの取り方や考え方について教えた。
　「親と子どもは違う存在。親がよかれと思って言ったことが、子どもにとって型にはまらないから愛されている感じがしない」と、子どもたちの心を理解して寄り添うのが大切だと説いた。参加した女性は「子どもとの会話の中で思い当たるところがあったので、生かしていきたい」と話した。
　同校を運営する「ＮＯＢＩＬＢＡ」（同市花田町）の齋藤肇代表は「これからの子どもたちの多くは人生１００年を生きる。よりよい人生を自分で切り開くには、健康、お金、孤独の問題を解決する土台となる教育が重要。そして子どもたちのために、今、一番勉強しなければならないのは大人」と語る。
　個性心理學セミナーの詳細、参加希望など問い合わせは「個別指導Ｗａｍ」豊橋草間町校（０１２０・７２４・２１０）へ。
【岸侑輝】