田原の衣笠農園に「ゴーヤドーム」

2021/05/11 00:00(公開)
組み上げた竹ドームを皆で移動
組み上げた竹ドームを皆で移動
 田原市立衣笠小学校の4年生47人とNPO「エコウインドネット」が10日、小学校隣の衣笠農園でゴーヤの苗を植え、ゴーヤのトンネルとドームを作った。
 トンネルは長さ60㍍。ドームは直径6㍍、高さ3㍍。苗が成長しツタが伸びると、木や竹でできた骨組みを覆っていく。7月上旬には実がなるという。
 児童らはドームの骨組みを作る手伝いから始め、「そっち下がって」「向こうから回ってきて」と指示を伝え合いながらドームを完成させ、一列に並んで苗を植えた。
 収穫したゴーヤは「道の駅田原めっくんはうすで」販売し、東日本大震災被災地支援の活動資金として使われる。エコウインドネットが11年前から始め、衣笠小学校と一緒に取り組んで8年目となる。
 農業資材販売などの「トヨタネ」(本社豊橋市向草間町)が昨年収穫した種を苗に育てた。地域が連携して取り組んでいる。
【岸侑輝】
一列になって苗を植える
一列になって苗を植える
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