「豊川堂創業150周年豊橋総会」と「第62回書店新風会」が、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。会員書店のほか、出版社、取り次ぎ会社の代表ら約180人が一堂に会した。
江戸時代はみそやしょうゆなどを扱っていたが、明治維新後に時代を先取りして書店販売に乗り出し1874年に「豊川堂」が誕生した。教科書出版や書籍販売など、地域の書籍文化を支えてきた。豊川堂の高須博久会長は150年の歩みを振り返り、「皆さんの支えで今の豊川堂がある」と感謝の言葉を述べた。
昨秋には教科書供給に尽力したとして、高須会長が黄綬褒章(教科書供給業)を受章。「創業当時から笑顔で元気に真心を込め、郷土の文化と発展に貢献したい思いでやってきた。社員のみんなが頑張った成果。我が社の勲章だ」と話した。
今後について「厳しい情勢の中で、時代の変化を捉え、果敢に成長していきたい」と述べた。
新風会の大垣守弘会長は今年限りでの退任を発表。「5期10年の期間、皆さんのおかげで勉強になった」と感謝し、「衰退産業といわれているが、本は食べること以上に血と肉となり、考えるもとになると信じている。人を変えたり、感動させたりできる本の魅力を次世代にどう継いだらいいかを悩みながら過ごしています」と語った。
購読残数: / 本
1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
日付で探す
ピックアップ記事
蒲郡信金が団体で県卓球大会3連覇 豊橋市中央図書館「司文庫」50周年の記念展 半世紀超え貴重な洋書紹介 フェニックス開幕戦PVに400人のブースター 延長戦の激闘で琉球撃破 豊橋青果流通センターで23日に豊年満作祭 「第31回丸山薫賞」伊藤悠子さんの「白い着物の子どもたち」に決まる連載・特集
「剣理人倫 我外皆師」⑨「今こそ聖徳太子の外交力?」 カゲっちの今週のフェニックス<5> 昨季リーグ準Vの対琉球 初戦は延長で勝利 「剣理人倫 我外皆師」⑧「休憩列車の体験からプロ意識を学ぶ」 「剣理人倫 我外皆師」⑦「夢中になれば心は清らかになる」 「剣理人倫 我外皆師」⑥「変人は一日にしてならず」週間ランキング
三代目JSB山下健二郎さんらが振り付け指導 「ランニングマン」実演に歓声 三代目JSB山下健二郎さんらが振り付け指導 「ランニングマン」実演に歓声 羽田八幡宮の例大祭「羽田祭」始まる、今年は御遷宮60年記念 豊橋市の聖ハリストス正教会、修復工事終え4年ぶりに公開へ 豊橋公園東側エリア整備・運営事業で豊橋球場解体 ブラックサンダーが能登の園児を笑顔に 落語で終活や相続学ぶ、がましん暮らしの学校 豊橋出身の作曲・編曲家、馬飼野俊一さんが「大衆音楽の殿堂入り」 スーパーカーや白バイなど展示 フェスタで交通安全と防災呼び掛け フェニックスが「三河ダービー」白星発進 吉井、佐々木両選手が活躍