豊橋市まちなか図書館は13日、地元出身の声優浅井響さんが教える音読講座を開いた。プロが取り組んでいる「活舌訓練」や意識すべき発音の仕方などを教えた。
浅井さんは大学生の時に声優の仕事を始め、これまでにオーディオドラマなどに出演。昨年5月には地元で「声劇団 豊橋アート-ポイエーシス」を立ち上げ、大人や子どもを対象にした演劇ワークショップに取り組んでいる。
最初に顔や口周りの筋肉を使う練習として、「右目右耳右耳右目」など早口言葉で使うような連続しての発音が難しい文章を読み上げた。
声優などのせりふや文章を読む仕事に必要な技術として、鼻にかかったように読む「鼻濁音」や「無声化音」を紹介。実際の文章を例に、アクセントの置き方も交えながら聞きやすい発音法を教えた。参加者は浅井さんに続いて文章を読み上げた。
浅井さんは「慣れが大切。声に出すことで脳も活性化される。どうすれば相手に伝わりやすくなるのか考えながらしゃべるのは、実際の会話でも応用できる」などと、コミュニケーション能力の向上につながると語った。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
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