新城の「設楽原をまもる会」が今年度総会 決戦場まつりは6月15日開催

2025/04/14 00:00(公開)
あいさつする内藤会長=新城市設楽原歴史資料館で

 新城市東郷地区の住民有志「設楽原をまもる会」は13日、今年度総会を設楽原歴史資料館で開いた。1575年の「長篠・設楽原の戦い」から450年を迎えること、武田家関係者が新たな慰霊碑を建てることが報告された。

 

 まもる会は、1980年設立。83年までに大宮地区に約100㍍にわたる馬防柵を再現した。現在は修繕を続ける。ほかにも90年からは初夏に「設楽原決戦場まつり」を開き、織田・徳川連合軍と武田軍の戦没者を慰霊している。対外事業では山梨県武田氏関係史跡を訪問、現地交流している。

 

 今年度事業は「第36回設楽原決戦場まつり」を6月15日に開くこと、昨年好評だった「いろはかるた」の看板を巡るウオーキングの開催、山梨県の訪問活動を承認した。内藤彰会長は「450年の節目にまつりが開催される。他の市事業を含めて協力したい」とあいさつした。

 

戦いから450年で武田家関係者が新慰霊碑建立へ

 

 武田家や家臣の子孫でつくる「旧温会」の石垣純二さんも出席し、新たに慰霊碑を建てることを報告した。1956年に資料館に隣接する「信玄塚」に供養塔を建立しており、その周辺に設けるという。

 

 会の後には資料館館長の湯浅大司さんが講演。戦いのあった1575年から今年までに起きた新城市内の出来事を紹介した。「50年後の500年に向けて孫など子どもたちに歴史の大切さを呼び掛けてほしい」と述べた。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

最新記事

日付で探す

<前次>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
虹の森 光生会 住まいLOVE不動産 さわらび会 藤城建設 蒲郡信用金庫
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 全国郷土紙連合 穂の国