豊橋中央高出身の山田さん五輪日本代表入り

2021/07/03 00:00(公開)
2019年に豊橋中央高校を訪れた山田選手㊨。左は小林さん(小林さん提供)
 東京オリンピック2020に出場する女子バレーボール日本代表に私立豊橋中央高校出身の山田二千華選手(21)=NECレッドロケッツ=が選ばれた。同校からオリンピック選手に選ばれるのは初めて。高校時代の恩師らは「持ち前の高さを生かして活躍してほしい」とエールを送る。
 山田さんは豊田市出身。逢妻中学校から2015年4月に豊橋中央高校に入学。女子バレーボール部でインターハイや全日本高校選手権大会(春高バレー)出場を目指した。184㌢の長身を生かしたスパイクとブロックが長所で、3年生では主将で春高バレーに出場した。
 日本代表では、高校2年生から18歳以下チームに選ばれ、17年3月のアジアユース女子選手権優勝、3年生になり同年8月の世界ユース女子選手権5位を経験。19年は20歳以下世界選手権優勝、アジア女子選手権ではベストミドルブロッカー賞を受賞し、優勝に貢献した。
 東京五輪に向けて代表内定が発表された6月30日、山田選手からは豊橋中央高校女子バレーボール部の小林幸夫総監督と古田博敏監督に「頑張ります」とSNSでメッセージが来たという。
 学校は1924年創立の愛知和洋洋裁女学校を前身に57年に豊橋女子高校、97年に男女共学化して「豊橋中央」になった。女子バレーボール部は51年の創部で現在は県内で強豪校の一つだ。
 小林さんは「全国の名門校出身者が選ばれる中、無名の高校出身という雑草魂で頑張ってほしい」と言葉を贈る。古田さんは「入学時からVリーグ選手になるという強い思いがあった。そしてこの1年で成長して代表入りした。オリンピックで存分に持ち味を発揮してほしい」と語る。
【安藤聡】
高校時代の山田選手(豊橋中央高校提供)
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