豊橋出身・谷川原選手1軍デビュー

2021/07/04 00:00(公開)
2015年秋、ソフトバンク入団が決まった時の谷川原㊨と樋口さん
 豊橋市出身のプロ野球選手で、豊橋中央高校OBの福岡ソフトバンクホークス谷川原健太外野手(24)が、恩師の誕生日を祝う豪快なアーチでプロデビューを飾った。
 6月19日、本拠地ペイペイドームでの日本ハム戦。7番・左翼で1軍初出場を果たした谷川原は0-0の5回、右翼スタンドに突き刺さる先制ソロアーチを放った。入団6年目にして、これが記念すべきプロ初ヒットとなった。

恩師の誕生日に豪快な祝砲

 くしくも、この日は豊橋中央高校野球部時代の監督、樋口靖晃さんの49歳の誕生日だった。インターネット速報で吉報を知った樋口さんは「偶然というか、こんなタイミングがあるのかとうれしくなりました」と明かした。
 本塁打という鮮烈なデビューには「まさかというよりも、やっぱりかという感じ。高校時代から、彼は記憶に残る選手でした。ここで打てばという大事な場面で、ほとんど打った。だからホームランが初ヒットというのも、健太らしいというか、彼の自然体なんですね」と話した。
 翌日、谷川原選手からメールで報告を受けた樋口さんは、祝福の言葉を贈るとともに「いろんな人に支えられているという感謝と謙虚な気持ちを持ちつつ、今後も人々に夢を与えられる選手になってください」とエールを送った。
 30日西武戦でも適時打を放ち勝利に貢献するなど、レギュラーをつかみつつある。樋口さんは「プロで長く続けることが、地元のいろんな人を勇気づける。健太はスピード感があふれ、人一倍努力する選手なので、そうなってくれるはずです」と今後の活躍を期待した。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 光生会 さわらび会 蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 藤城建設
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国