新城の旧門谷小で現代アート展

2021/09/07 00:00(公開)
グラウンドに作品展示した鈴木さん=いずれも新城市門谷で
 新城市門谷の旧門谷小学校で、現代アート展示会「飽きと知性」(門谷小展覧会運営委員会主催)が開かれている。市内外の20~30代の作家4人がオブジェや彫刻作品を展示している。入場無料。26日まで。
 市内に住む同委員会代表の鈴木孝幸さんが中堅作家たちの発表の場をと2014年から開催している。
 鈴木さんは「災害を彫刻する」と題してオブジェを出品。市内にある道路のり面の崩壊対策として施された防護壁やフェンスに着目した。鉄とワイヤーを張って石や植物を添えた作品をグラウンドと教室内の2カ所で展示した。
 豊田市出身の柄澤健介さんは、実家のガレージで保管していた作品を教室内で再現。クスノキの丸太を削った後の空間にパラフィンワックス(石ろう)を流し込んだ作品などを並べた。
 地元門谷出身の名倉達了さんは大理石を使った5点、岐阜県出身の洞山舞さんは鉄彫刻だけでなく美濃和紙に金糸で表現する計6点を出品した。
 18日には4人の作家と、彫刻研究家の石崎尚さんによるトークイベントを予定する。開館時間は午前9時半から午後4時半まで。火、水曜日は休館。
【安藤聡】
実家のガレージを再現した柄澤さん
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