新城「四谷千枚田」で稲刈り

2021/09/09 00:00(公開)
黄金色した稲穂が見られる四谷千枚田=いずれも新城市四谷で
黄金色した稲穂が見られる四谷千枚田=いずれも新城市四谷で
 新城市四谷の「四谷千枚田」で、稲穂が黄金色に色づいた。農家による稲刈りが進む。月末まで続くという。
 標高883㍍の鞍掛山南斜面に420枚、広さ3・6㌶の棚田が階段状に連なる。高い場所は標高430㍍、低い場所は同230㍍と高低差がある。地元の鞍掛山麓千枚田保存会によると、26戸が管理する。
 各戸とも5月に「ミネアサヒ」を植えて今月初めから稲の収穫が始まった。8日は午前8時前から、鎌やバインダーで刈り取った稲を束ねてはざ掛けした。
 保存会の小山舜二会長は「今年は8月に長雨があり、実りが遅れた。日照不足もあり、標高の高い場所は成長が遅れている」と説明する。
【安藤聡】
刈り取った稲を束ねる農家
刈り取った稲を束ねる農家
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