特別展「虫を食べるきのこ 冬虫夏草展」が、新城市鳳来寺山自然科学博物館で開かれている。昆虫やクモなどに寄生してきのこになる菌類79種550点以上を展示している。9月6日まで。
湿気が多い初夏から秋にかけて繁殖が活発化するのに合わせて企画した。博物館学芸員(菌類専門)の木村修司さん=豊田市=が協力し、収集した標本などを出展した。
発生するのは、寄生される昆虫などが生息する空中湿度が高い所や、ほとんど日が当たらない場所という。会場では冬虫夏草の探し方や、採取や洗浄方法を説明。菌が一方的に昆虫を食べるだけでなく、別の菌が寄生する重複寄生など複雑な関係性も解説している。
セミの幼虫から発生したオオセミタケの写真をはじめ、地表に現れた様子を再現したジオラマを展示している。
会場では奈良県の作家中谷佳詩子さんが制作した「菌類アート」作品7点も展示。きのこを押しながら乾燥させて作る「押蕈(こうじん)」という技法で仕上げた。きのこそのものを並べた作品のほか、背景に冬虫夏草を使ったヒツジの群れを描いた作品もある。
8月23日には木村さんによる展示解説会を開く。一般300円、小中学生100円。期間中30日、7月7、14日、9月1日は休館。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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