新城市鳳来寺山自然科学博物館で「きのこ展」

2021/09/25 00:00(公開)
採取されたキノコを展示している会場=新城市鳳来寺山自然科学博物館で
 奥三河で採取された野生キノコを紹介する恒例の特別展「きのこ展」が、新城市鳳来寺山自然科学博物館で開かれている。現在約50種類を展示しているが、10月17日までの期間中にはさらに種類を増やすという。
 キノコ狩りシーズンに合わせて企画。今年は湿度が十分でなく採れる量も少ないという。期間中の週末に同館スタッフや友の会会員らが採取するという。
 現在展示しているのはカレーのような匂いがある「サケバタケ」、「オオミノコフキタケ」と見た目がそっくりな「コフキサルノコシカケ」、縁起が良いと言われる「マンネンタケ」、カメムシの体内に寄生する冬虫夏草の「カメムシタケ」など並ぶ。
 パネル解説もあり、食用と有毒、東三河で栽培されるキノコ、薬用や生活、人工栽培と利用法を紹介している。
 加藤貞亨館長は「毒キノコの見分け方はない。色の違い、柄がきれいに裂けられるなどは迷信です。キノコ狩りのシーズン。調理する前に不安な場合は問い合わせてほしい」と呼び掛ける。
 開館時間は午前9時半~午後4時半。火曜休館。入館料は大人220円、中学生以下100円。問い合わせは新城市鳳来寺山自然科学博物館(0536・35・1001)へ。
【安藤聡】
パネル展示で紹介
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