豊川稲荷で5日から「着物詣」

2021/11/05 00:02(公開)
着物へのプロジェクションマッピング
 豊川稲荷で7月から始まった「夜詣(ヨルモウデ)」。豊川青年会議所が中心となり、新型コロナウイルス禍での新しい参拝様式を提案するため「縁日参りプロジェクト実行委員会」を立ち上げ、境内をライトアップしている。これをさらに盛り上げようと、映画やドラマの「大奥」で使われた衣装を展示した特別企画「着物詣」が5日に始まる。
 豊川の観光の新たな文化につなげようと境内の寺宝館を活用した。京都市の染と織のメーカー「山口美術織物」の協力で、大奥などで実際に俳優が着用した衣装約30点を展示する。そしてプロジェクションマッピングなどで神秘な雰囲気を作り出す。
 3日に境内の瑞祥殿で記念式典が開かれた。豊川JCの大石宗弘理事長や竹本幸夫市長らが出席した。オープニングアンバサダーとして女優の浅野ゆう子さんを招いた。
 浅野さんは「新型コロナで忘れられた元気を取り戻すためのプロジェクトに参加しました」とあいさつ。浅野さんのトークショーなどに続き、寺宝館前に移り、着物詣イベントのテープカットをした。
 豊川JC観光グループ副理事長の谷口慶一さんは「これからも季節に合わせた企画を考えていきたい」と話した。
 ヨルモウデは午後5~10時。入場料は前売り大人800円、中学生以下500円(当日大人1000円、中学生以下600円)。着物詣は午前10時~午後10時。料金は前売り大人500円、中学生以下250円(当日は大人600円、中学生以下300円)。
 チケットぴあ、ヨルモウデのサポーターズクラブで販売している。問い合わせは縁日参りプロジェクト実行委員会(050・3623・4146)へ。
【林大二朗】
着物のアート演出と浅野さん
展示された着物
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