新城市立八名小学校6年生38人が10日、深海魚「メヒカリ」について学んだ。豊橋市神野新田町の水産加工会社「まんてん」の黒田孝弘社長が講師を務めた。
黒田社長はメヒカリが水深200㍍より深い海で生息すること、東三河では蒲郡市の形原、西浦の漁港で水揚げされることを説明した。「脂が乗っておいしい。カルシウムと鉄分も豊富」と解説した。
調理室では児童がメヒカリの空揚げにチャレンジした。包丁で頭を取り除き、身に粉をつけてフライパンで揚げた。「また食べたい」と話す児童が多かった。
黒田社長は「学校給食で採用する自治体もある。魚食離れの中、家庭でも手軽に食べられます」とPRした。
学校公開日として保護者も授業に参加した。安形さやかさんは「家族そろって味わえそう。焼き魚だけでなく新しい料理のレパートリーにしたい」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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