豊橋の西光寺で「三河酉の市」

2021/12/04 00:00(公開)
大きな熊手を買い求める参拝客=西光寺で
 豊橋市大手町の西光寺で3日、熊手やダルマ、宝船などの縁起物を買って来年の幸運を願う年末の風物詩「三河酉の市」が始まった。4日も午後3時からある。
 一昨年から日程を12月最初の金・土曜日に変更した。境内には長さが約2㍍もある大きな熊手ほか、ダルマ、宝船を販売する露店が並んだ。参拝客らは商売繁盛や家内安全を願って買い求めた。チンドン屋も登場して祭り気分を盛り上げた。
 豊橋市で自営業を営む80代の男性は「会社を始めた頃に買った熊手は小さかったですが、今では大きなものを買えるようになりました。感謝の気持ちで毎年来ています」と話していた。
 新型コロナウイルスの感染対策として、本堂に入って実施するご祈祷は一方通行にした。
 三河酉の市は、1909年に地元の商店街と西光寺が協力して始め、三河地区唯一の酉の市として親しまれている。
【竹下貴信】
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