ブラックサンダーが能登の園児を笑顔に

2024/10/11 06:00(公開)
ブラックサンダーを贈る河合会長㊧と近藤社長=有楽製菓豊橋夢工場で

 豊橋市に工場がある有楽製菓(東京都)と、豊橋中ライオンズクラブは、能登半島地震の被災地の認可保育園「和光幼稚園」の園児180人に銘菓「ブラックサンダー」を贈る。10日、同市原町の豊橋夢工場で出発式と積み込み作業があった。

 

 豊橋中LC会員で運送会社「藤通」の近藤資浩社長が9月28日に被災地を訪れた際、現地の主婦が「前回の地震の際に、息子が有楽製菓からプレゼントされたブラックサンダーを持ってきて、喜んでいた」とうれしそうに話してくれた。「初めは米や乾麺を持ってきていたが、今度は子どもたちのストレス緩和のために菓子の需要が高まっていることを知った」と近藤社長。知名度抜群で人気の高い「ブラックサンダー」を選んだ。

 この日、有楽製菓の河合伴治会長、近藤社長らが工場を訪れ、トラックに5種類のブラックサンダーをダンボール10箱詰め込んだ。夜に出発し、11日に届ける。

 河合会長は「おいしく食べてもらいたい」と話し、近藤社長は「大変な状況ですが、子どもたちには元気になってほしい」と語った。

 

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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