新城市内で生産される「八名丸里芋」の等級や規格を確かめる「目ぞろえ会」が11日、「JA愛知東新城営農センター」であった。今季の出荷は25日に始まる。
市内南東部の旧八名村で1940年頃から栽培される。丸みがある外観で、軟らかい肉質と粘り気の強さが特徴だ。県から「あいちの伝統野菜」に認定されている。JA愛知東によると市内の70戸が約6・5㌶で栽培している。
目ぞろえ会には生産者団体「八名丸さといも部会」の18人が参加した。芋の長さが幅と縦方向がほぼ同じ場合が最高の「秀」となること、30㌘未満の小さい芋は出荷不可とすることなど規格を確認した。
山本松宏部会長によると、今年は夏場の暑さと雨不足で小玉傾向にあるという。「郷土の農作物として小学生が学習を続けている。他の産地と違う食感がある里芋づくりに励みたい」と述べた。
24日に選果を始め、名古屋市や豊橋市の青果市場へ出荷する。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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