新面の青鬼が出動 豊橋鬼祭の宵祭

2022/02/11 00:02(公開)
青鬼の出動=いずれも安久美神戸神明社で
 豊橋市八町通3の安久美神戸神明社で10日、「豊橋鬼祭」の宵祭が始まった。三河路に春を告げる例祭に参加する子どもたちが、新面を披露する青鬼を迎えた。今年も新型コロナウイルス対策で無観客での開催となった。
 平安時代から1000年以上の歴史を持つ。1954年に県無形文化財に、80年に国重要無形民俗文化財に指定されている。
 午前10時、境内で子どもたちが見守る中、青鬼が出動。能面司の北沢美白氏が手掛けた新面をかぶった青鬼が、社殿の前に設けられた儀調場まで歩き、3神を演じる子どもたちと神楽歌に合わせて神楽を舞う「岩戸開きの神事」を奉納した。
 11日は本祭。午前8時から午後6時まで一般の境内立ち入りは禁止。「門寄り」も中止だが、タンキリあめは社務所で販売する。
 同日午後3時から「おにどこ実行委員会」では、「AR(拡張現実)で赤鬼に会おう!」として、昨年同様に赤鬼が町内を練り歩く様子をを仮想的に再現する実証実験をする。
【岸侑輝】
能面司の北沢美白氏が手掛けた新面
岩戸開きの神事
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