豊川市内の2保育園が完成

2022/03/24 00:00（公開）

社会政治・行政

桜町保育園の外観

　豊川市が進めている計画的な保育園の施設整備で、２園舎が完成した。このうち、市保育協会桜町保育園の完工式が23日に開かれた。25日には２園を統合する市立音羽保育園の完工式がある。
　市は、老朽化した保育園の建て替えと、３歳未満児の保育需要に応えるため、計画的な保育園の施設整備をしている。今回の２園の完成で、４月１日から３歳未満児受け入れを拡充し、特別保育を実施するなど、サービスの充実を図る。
　桜町保育園（蔵子２）は市保育協会が運営する。定員は１５０人（現行１３０人）。３歳未満児は50人預かれる（現行30人）。園舎は鉄骨２階建てと平屋建てで延べ１０２６平方㍍。２階建て部分は１階に保育室と図書スペース、２階に保育室と遊戯室。１階建て部分は保育室と乳児・ほふく室、調理室、事務室など。総事業費は３億８９５０万円。
　この日の完工式で、協会の高橋智之会長らによるテープカットがあったほか、園児によるアトラクションが披露された。
　一方、音羽保育園（長沢町向谷）は、定員１４０人で３歳未満児は50人。赤坂保育園は定員60人で３歳未満児10人、長坂保育園は定員60人で３歳未満児は14人だった。預かれる３歳未満児が大きく増える。園舎は鉄骨２階建てで延べ１１９４平方㍍。１階は保育室、乳児・ほふく室、調理室、事務室など。２階は遊戯室、保育室、プールなど。総事業費は７億４１６０万円。
　統合で閉園する赤坂、長坂の両保育園は26日に閉園イベントを開く。
【山田一晶】

音羽保育園の外観

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