豊川・為当稲荷神社で花の撓大祭

2022/04/05 00:00(公開)
人形や模型で今年の豊作を表現した花の撓=為当稲荷神社で
人形や模型で今年の豊作を表現した花の撓=為当稲荷神社で
 豊川市為当町の為当稲荷神社で2、3の両日、豊作や商売繁盛を祈願する「花の撓(とう)大祭」が開かれた。
 新型コロナウイルス対策でキツネの提灯行列や手筒煙火などは秋の大祭に延期となったが、関係者による巫女(みこ)の舞いなどの神事と花の撓の展示は行われた。
 神様の人形の立ち位置で一年の豊凶を占う神事が3月の月次祭であり、日照りと雨は例年並みで、風は少し弱いという結果により、今年は全体的に「豊作」の予想となった。これに沿って「花之撓図」が描かれ、伝統の人形や模型を使い、田んぼや蔵、漁船などで稲作やノリの養殖業などを再現。大量の農作物を積んだダンプカーの模型や、昨年はマスク姿だった人形が今年はマスクを外し、経済活動の本格的再開の兆しを感じさせた。
 熱田神宮や津島神社でも行われている「花の撓」は、東三河では同神社だけ。山本行洋宮司は「秋にはにぎやかなお祭りができると信じています」と話した。(由本裕貴)
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