豪雨災害に備え 豊橋市が水防訓練

2022/06/04 00:03(公開)
水難者救助で豊川に入る「レッドタートル」=大村町の豊川河川敷で
 豪雨災害に備えた豊橋市の水防訓練が3日、大村町の豊川(とよがわ)右岸であった。国や県など行政機関と地域住民らが有事の際の連携体制を確認した。
 台風接近による大雨洪水警報と豊川越水を想定した。各行政機関や建設業界団体、沿岸の津田校区と小学生ら約300人が参加。今回から「捜索救助犬HDS-K9」も加わった。
 水難者訓練では市消防本部の水陸両用車「レッドタートル」が出動。水難者の近くまで車を進めた上で、隊員が溺れかけた人を救い出した。自衛隊のボートや名古屋市消防航空隊のヘリコプターで岸などに取り残された人を救出した。
 HDS-K9は捜索救助犬の優れた嗅覚で土砂やがれきから要救助者を見つけ、消防隊が引き出して救急隊に引き渡す連携を再確認した。ほか、訓練の様子は市のYouTubeチャンネルで生中継した。
 浅井由崇市長は「5月下旬の大雨では柳生川などが危険水位に近付いた。訓練で課題を共有して有事に備えてほしい」と評した。
【加藤広宣】
ヘリでの救助
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