路線価公開、県内平均2年ぶり上昇

2022/07/02 00:00(公開)
東三河の最高価格となった豊橋市広小路1
東三河の最高価格となった豊橋市広小路1
 国税庁が1日公開した路線価によると、県内平均は前年比1・2%上がり2年ぶりに上昇した。全国平均も2年ぶりの上昇(同0・5%)だった。新型コロナウイルス禍からの回復が理由とみられる。
 東三河の最高路線価は、豊橋駅東口の豊橋市広小路1(駅前通り)で43万円(前年比2・4%増)だった。新城税務署管内では新城市宮ノ後(能登瀬新城線通り)で6万2000円(前年比1・6%減)が最も高かった。
 また豊橋市と県内で人口が同じ規模の豊田市、岡崎市、一宮市と最高路線価を比較すると、豊田市は32万円、岡崎市は21万5000円、一宮市は24万5000円で、豊橋市が大きくリードしている。
 県内では名古屋駅東口の名古屋市中村区名駅1(名駅通り)が最も高く、1248万円(同1・3%増)だった。東海4県の税務署別の最高路線価の動向は、上昇は22署(前年なし)、横ばいは16署(同23署)、下落は10署(同25署)。
【竹下貴信】
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