静岡県湖西市ふるさと大使でモデルの當間ローズさんが、母校の県立湖西高校で講演した。自身が力を入れる「薔薇色の人生プロジェクト」の一環。生徒や職員、PTAら約500人が聴講した。
タレントや歌手、エフエム豊橋パーソナリティーとして活躍する當間さん。国際交流やフラワーロスを使ったボランティア活動、多様性の大切さを伝えるための講演活動などに励んでいる。外見や文化の違いで、いじめを受けた経験がある。きれいなのに規格外で捨てられてしまう花の存在を知り、自分の境遇と重ね合わせてプロジェクトを立ち上げた。「規格外は個性である」とし「自分はありのままの自分でも十分美しい」という自尊心などを身につけてもらう。多くの子どもたちに輝く夢や目標を持ってもらおうという狙いだ。
高校から依頼があり、卒業後初の母校との交流が実現した。集まった生徒らを前に「個性は君だけの魅力!必ず君の味方はいるよ!」と題し、来日後に外見の違いや言葉の壁で苦労したこと、自分の努力などを話し、曲がっても折れても味があるロスフラワーになぞらえて多様性の大切さを訴えた。
講演後には、生徒たちの教室(全校11クラス)に飾れるよう、地元生産者から提供を受けたガーベラをプレゼントした。當間さんは「今後も必要とされる時にはできる限り母校にうかがい、生徒の味方になりたい」と語った。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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