全国の地ビール満喫

豊橋クラフトビールフェス

　全国の地ビールを集めた「豊橋クラフトビールフェス」（実行委員会主催）が４日、豊橋市駅前大通２の「エムキャンパス」で開かれた。新しい味や目当ての品を求める来場者に、個性的な風味のご当地ビールをアピールした。
　全国12の醸造所や発売元が出店した。東三河のほか、名古屋市や東京都の大都市圏から、宮城県石巻市、徳島県上勝町からも参加があった。
　地元では豊橋市内の醸造所「ＴＯＹＳ　ＢＲＥＷＥＲＹ（トイズ・ブリュワリー）」、企画販売を手掛ける「道の駅とよはし」や養豚農家「Ｇファーム」（田原市）などが出品。全国の醸造所に学ぶ市内出身者のグループ「ＴＨＥ　ＣＲＡＦＴ（ザ・クラフト）」も新作を販売した。
　酒販店主らでつくる「ファイブ・ビジョン・ブリュワリー」は、今夏初出荷の夏みかん風味と新作のいちご風味などの発泡酒を販売。原博史社長は「想像以上に好評で自信がついた」と話す。
　この日は正午過ぎから各店に行列ができた。実行委によると、前売りを含め１５００セット用意したチケット（２２００円分）が完売。「クラフトビールへの認知度の高まりを実感した」と驚いた様子だった。
【加藤広宣】