県地価調査で東三河は商業地上昇も住宅地下落

2022/09/21 07:00(公開)
 県は20日、7月1日を基準日とした地価調査の結果を発表した。県全体でみると住宅地、商業地とも上昇幅を拡大した一方、東三河では商業地は上昇に転じたが、住宅地は下落が続く。
 地域別では、住宅地は名古屋市、尾張、知多、西三河が上昇し、東三河は下落した。商業地は名古屋市、尾張、西三河、東三河で上昇し、知多は下落した。
 県の平均変動率は、住宅地はプラス1・5%(昨年プラス0・2%)、商業地はプラス2・3%(同プラス1・0%)だった。東三河は、住宅地はマイナス0・1%(同マイナス0・7%)、商業地はプラス0・5%(同マイナス0・3%)になった。
 市町村別では、住宅地は豊橋市はプラス0・3%(同マイナス0・2%)、豊川市はマイナス0・2%(同マイナス0・6%)、蒲郡市はマイナス0・5%(同マイナス1・2%)、新城市はマイナス1・3%(同マイナス2・1%)、田原市はマイナス0・9%(同マイナス1・1%)、設楽町はマイナス0・8%(同マイナス1・0%)、東栄町はマイナス1・6%(同マイナス1・8%)、豊根村はマイナス2・0%(同マイナス1・8%)と、豊橋市を除き下落が続く。
 一方で商業地は豊橋市はプラス1・8%(同プラス0・6%)、豊川市はマイナス0・2%(同マイナス0・8%)、蒲郡市はマイナス0・6%(同マイナス0・9%)、新城市はマイナス3・1%(同マイナス3・8%)、田原市はマイナス0・3%(同マイナス1・0%)、設楽町はマイナス1・1%(同マイナス1・1%)だった。東栄町と豊根村は調査地点がなかった。商業地も住宅地同様、豊橋市を除き下落が続いている。
 東三河の市町村の平均地価(1平方㍍当たり)は次の通り。
 【住宅地】豊橋市=7万7900円▽豊川市=6万7600円▽蒲郡市=6万5100円▽新城市=2万7200円▽田原市=2万7000円▽設楽町=8100円▽東栄町=1万400円▽豊根村=3700円
 【商業地】豊橋市=19万3900円▽豊川市=9万5800円▽蒲郡市=8万6800円▽新城市=5万600円▽田原市=6万3500円▽設楽町=2万5900円▽東栄町、豊根村=調査地点なし
【竹下貴信】
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