初戦は出だしからA東京の洗練された攻撃を抑えられず追う展開。大浦と津屋の3点シュート(3P)で返すも第1クオーター(Q)は8点差で終えました。メイテンのインサイドで徐々に点差を詰め、ヌワバがスティールから豪快なダンクで4点差とします。引き離したいA東京には内外からの高確率な得点で15点差とされます。粘りを見せたいフェニックスはディフェンスのギアを上げ吉井の3Pなどで8点差としました。最終Qは速い展開からメイテンの連続得点、ヌワバや大浦の3Pで同点とするも、A東京はインサイドにボールを集め安定した攻撃を展開します。A東京の堅い守備を崩せず59対66で惜しくも敗れました。
第2戦はチームプレーで点を奪い合う展開。序盤からエナジー全開の守備で1Qは4点リードで終えます。2Qも接戦でしたがA東京が得点を重ね逆転され前半終了。3QもA東京の3Pが高確率で決まり、最大14点差を背負います。後がない状況で激しい守備からの速攻、佐々木の3Pなど6点差で最終Qへ。開始早々、メイテンのインサイドや吉井の3Pで詰め寄り、大浦の3Pで同点。さらに吉井の鋭いアタックと3Pで逆転し90対82で今季ホーム初勝利を挙げました。
今節は、中地区の首位攻防戦にふさわしいエナジー全開のハイレベルな戦いでした。初戦はA東京の堅い守備を崩せず敗れましたが、第2戦は課題だった試合序盤の「入り」を改善し勝利につなげました。2戦とも粘り強く戦い続けたことが収穫だったと思います。
初戦は13得点、8リバウンド、2スティール。第2戦はチームトップの21得点、6リバウンドと4スティールで攻守に圧倒的存在感でした。インサイドが強いA東京に引けをとらず、逆転勝利に導いたエナジーは原動力になるはず。ヌワバ選手の熱いプレーへの後押しをお願いします。
試合は会場での観戦のほか、バスケットLIVEでも楽しめます。
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