田原で「渥美半島菊花大会」始まる

2022/10/29 00:02(公開)
大輪を咲かせる三本仕立て=サンテパルクたはらで
 「第33回渥美半島菊花大会」が28日、田原市野田町の「サンテパルクたはら」サンテドームで始まった。11月7日まで。東愛知新聞社など後援。
 菊の一大産地である同市を中心に、東三河の菊友会や市内保育園と小中学校が育てた菊計730点を展示する。後援の「イノチオ精興園」も10点以上の新品種を展示している。 大輪が三つ三角形に並ぶ「三本仕立」や、六角形を描く「七本仕立」など、その魅力を堪能できる作品が並ぶ。
 渥美菊友会の鬼頭温文会長は「昨年度から始まった創作部門も数が増えている」と話す。1本から多くの花を咲かせようというものや、垣根のように背の高いもの、ハート型に花や幹を整えたものなど、見て楽しませようという作者の工夫が凝らされている。
 審査に合わせて満開になるよう調整している作品が多いため、31日前後が見頃。表彰式は11月7日。期間中は毎日、即売会が開かれる。
【岸侑輝】
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