にぎわう第1回「グランドマルシェ新城」

2022/11/07 00:02(公開)
農家が出品したブース=いずれも新城市長篠で
 新城市内の農林業を盛り上げるイベント、第1回「グランドマルシェ新城」が6日、長篠の「ふれあいパークほうらい」で開かれた。芝生広場を中心に計144のブースを設け農産物やハンドメード作品を販売した。大勢の来場者でにぎわった。
 乗本で農業を営む山本貴則さんらが「農林業から地域活性化を」と実行委員会を組織して企画。東愛知新聞社など東三河の30社以上が協賛した。芝生広場には作手のほうれん草や、八名地区周辺で採れたショウガや柿などの農産物のほか、寒狭川中部漁協による鮎の塩焼きの販売、木工体験などがあった。
 実行委メンバーの市民有志「しんしろ結いの市」の呼びかけで約70人のハンドメード作家らも出店した。伊藤真由美さんは「新型コロナウイルス禍で、ここ2年はイベント中止していた。出店したい人たちの思いが形となってうれしい」と話した。ステージではダンスコンテスト、八名丸里芋を使ったレシピコンテストの表彰式などがあった。
 普段はスポーツイベントで利用されている会場。来場した人々からは、2017年4月にロック歌手忌野清志郎さんの誕生日を祝う野外音楽フェスティバルが開催されて以来のにぎわい、という声もあった。今後も継続するよう求める人もいた。
 山本さんは「実行委員会や出店者の協力で開催できた。来年以降も続けたい」と話した。
【安藤聡】
芝生を覆うほどに並んだテント
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 さわらび会 住まいLOVE不動産 藤城建設 光生会 虹の森
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国