豊橋っ子調べ学習コンクール

　「第８回豊橋っ子調べ学習コンクール」の受賞者が決まった。
　市内の小学４年から中学３年が対象で、図書を１冊以上使い、調査や研究をする。豊橋や東三河を調べた「郷土部門」とそれ以外の「一般部門」で募集。小学校の部は32校２４８点の、中学校の部は５校29点の応募があった。
　小学校の部で最優秀賞に選ばれたのは並木皓陸さん（向山５）の「青い海を緑の田に変えた奇跡の難工事　神野金之助と神野新田」。神野金之助の業績を、的確にタイトルで表現しており、全50㌻にわたり、膨大なデータを分析した情報量だけでなく、各地で撮影した写真を掲載し、ゲーム感覚の人物紹介を試みるなど、全体の構成にこだわりぬいた点が評価された。
　中学校の部の最優秀賞は根木遙花さん（東陽１）の「練り物がつなぐ地域と歴史～豊橋名産の練り物を追って～」。練り物への興味からスタートし、魚市場の歴史や社会の変化までを考察。情熱をもって作品を作り上げたことが伝わるという。
　表彰式は５日にあった。入賞した16作品は、中央図書館１階情報発信コーナーで13日まで展示されている。
【山田一晶】
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　他の入賞者は次のみなさん。（敬称略）
■小学校の部
　【優秀賞】郷土＝浅野心瑚光（栄６）月岡柚葉（栄５）月岡瑞葉（栄５）
　【優良賞】郷土＝磯田楓（幸５）平尾明子（牛川６）深水美緒（大清水５）藤田佳子（鷹丘５）▽一般＝勝又あまね（八町６）
　【努力賞】郷土＝勝岡拓音（八町６）鈴木掌朝（飯村６）▽一般＝小川颯太（高師６）
　【審査員特別賞】郷土＝橋本和奏（八町４）
■中学校の部
　【優秀賞】郷土＝中神瑛菜（南部２）
　【努力賞】郷土＝夏目一汰（吉田方１）