新城鶏学会が発足

2022/12/04 00:00(公開)
あいさつする田原会長=新城市商工会館で
 鶏の産地であることをPRする新城鶏学会が11月30日に発足した。鶏料理店などを紹介するマップ作りやフェア開催を計画し、地域を盛り上げる。
 新城市は県内有数の鶏飼育が盛んな地域で、鶏肉や卵料理、加工品などが多い。学会によって新型コロナウイルス禍で客が減った飲食業を立て直す。市内の飲食店、小売店、精肉業者など24団体が加盟した。
 市商工会館であった発足式で会長に就いたのは道の駅「もっくる新城」駅長の田原直さん。「故郷の豊根村で子どもの頃から焼き肉といえば鶏肉だった。そのおいしさを伝えたい」と設立の経緯を説明した。「年間を通して提供できる。コロナ禍で減った客は必ず戻ってくると信じている」と思いを語った。
 2023年度に「新城鶏マップ」を作り、加盟店の味を伝えるフェア開催を計画する。一方、設楽町には「田口塩鶏」など塩だれで漬け込んだ鶏の加工肉があるほか、みそやしょうゆに漬けるものもある。東栄町は「東栄チキン」としてブランド展開する。豊根村は卵を産まなくなった廃鶏をにんにくなどで味付けした肉を商品化している。このため、学会の活動範囲を広げることも考える。
【安藤聡】
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