24年から内容変更で豊川手筒まつり復活

2022/12/18 00:00(公開)
19年に終了した豊川手筒まつり
 毎夏の豊川市で開かれていたが2019年に終了した「豊川手筒まつり」に代わる「豊川市新しい夏の市民まつり」(仮称)が、2024年に始まる。新しい夏のイベントとなることを目指す。来年夏に小規模でプレ開催する。15日にあった市議会12月定例会の産業建設委員会で概要の説明があった。
 手筒まつりは、1988年に始まった。市役所北側の豊川公園内にある野球場が会場で、出入り口が限られていることから安全性に懸念の声が出て終了した。市民から「別の形で開催してほしい」の声が高まり、内容を変えて復活することになった。
 開催日は毎年8月第4土曜(雨天時は翌日曜)。会場は同公園に整備中の芝生広場、陸上競技場とその周辺になる。打ち上げ花火は陸上自衛隊豊川駐屯地からあげる。
 内容も変更する。打ち上げ花火は2000発で数は同じだが、安全を考慮し最も大きいものが3号玉から2号玉になる。手筒は従来の400本から大きく減らして100本前後にする。
 その代わりステージイベントを充実させる。お笑い芸人や歌手のライブ、戦隊ヒーロー系やゆるキャラショーなどを検討する。また打ち上げ花火を演出し、ミュージック花火として楽しめるよう工夫する。
 来年のプレ開催では、花火の打ち上げ場所が変わるため、芝生広場からどのように見えるかを確認する。あわせてグルメイベントを開く。
 運営を担う事務局は、豊川商工会議所から市観光協会に変更する。市は「7月のアンケートでは8割以上の市民が、開催を希望していることが分かった。豊川の歴史、伝統、文化を大切に、市独自の市民まつりを作り上げたい」と説明した。
【竹下貴信】
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