障害者らの20歳を祝う

2023/01/08 00:02(公開)
誓いの言葉を述べる二村さん=あいトピアで
 豊橋市内の20歳を迎えた障害者らの門出を祝う「2023年豊橋市障害者はたちのつどい」が7日、市総合福祉センター「あいトピア」で開かれた。
 実行委員会と市社会福祉協議会、豊橋善意銀行の主催。保護者らの要望に応え1984年から毎年開く。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から会場レイアウトを対面式にせず、欠席者向けに動画で生配信した。
 対象80人のうち14人が保護者らと出席した。晴れ着姿の若者を前に、山下徹実行委員長が「20歳を迎え、考え方がいろいろ変わっていくと思う。楽しいことが多くあり、苦しいこともある。少しずつ乗り越え、自分たちの可能性を信じて頑張って」と激励した。
 市社協の加藤三男会長と善意銀行の荒木義夫理事長が、出席者に記念品の腕時計を贈呈。浅井由崇市長、堀田伸一市議会議長の祝辞の後、20歳を代表して二村竜樹さんが「たくさんの方が支えてくれたお陰できょうの日を迎えることができました。これからも社会人として頑張っていきます」などと誓いの言葉を声高く読み上げた。
 二村さんは骨形成不全症。式に出席した父の正さん、母のめぐむさんは「骨が折れやすく恐る恐る抱いたのを思い出す。20年はあっという間だった」と振り返った。今月5日に20歳となり、飲酒も初体験したという。
【田中博子】
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