豊川市の牛久保八幡社で8~9日、豊作を願う奇祭「若葉祭(うなごうじ祭り)」(県無形民俗文化財)が開かれた。路上に寝転ぶユニークな場面があり、大勢の見物客でにぎわった。
4年ぶりの開催。氏子らが地域別の4組に分かれて参加した。見所は、祭り行列の最後尾を受け持つ「やんよう神」と名付けられた一行が寝転ぶ場面。独特のはやし言葉がかかると、路上でごろりと寝転んだ。また子どもたちの笹踊りなどもあった。
かつての城主たちが若葉祭に合わせて領民を城中に招いて酒食を振る舞っていたと伝わる。酒に酔った領民が帰る途中に寝転んだ様子を祭りで再現している。
祭事長の木和田泰弘さん(69)は「4年ぶりの開催は、練習や準備が大変でしたが、地域の皆さんが一つになって頑張った。天気に恵まれ、盛り上がってよかった」と話していた。
【竹下貴信】