豊橋総合動植物公園（のんほいパーク）で20日夜、遊園地エリアの夜間営業「夜のゆうえんち」が始まった。第１週（13～14日）は雨で中止されたため、この日が初日。大勢の家族連れやカップルでにぎわった。28日までの土、日曜に開催する。
　夜の遊園地の雰囲気を楽しんでもらおうと、２０２０年から始めた「ナイトドリーム」を刷新した。夏の夜間営業「ナイトＺＯＯ」との差別化を図るため、昨年11月の開催から遊園地のみの営業に改めた。
　非日常的な雰囲気を満喫できる９種類のアトラクション（ボート除く）が楽しめる。
　「のんほいコースター」は夜空の下を疾走する迫力が人気だ。初夏の心地よい風を受け、子どもらが歓声をあげた。大観覧車やメリーゴーラウンドはきらびやかにライトアップされ、あたりはロマンチックなムードに包まれた。
　園では「この季節に遊園地のみの夜間営業は初の試み。寒かった昨年11月とは違い、天候次第で大勢の来客もありうるのでは」と期待する。
　夜間開園は土、日曜の午後５時半～９時。入場は当日券のみ。大人８００円、小中学生は５００円で遊園地の遊具は乗り放題（動物園エリアには入れない）。入場は東門からで、駐車場は無料となる。雨天などによる中止は当日午後１時までにホームページ、公式ツイッターで発表する。
【北川壱暉】