豊橋市八町通3の医療法人善恵会長屋病院は29日、NPO法人「東三河フードバンク」に食品約200点を寄贈した。長屋洋子理事らが事務局を訪れ、柏熊光代理事長に託した。
長屋病院は1900年創業。今年創立125周年を迎え、地域包括ケア病棟の稼働を目指す新体制で8月にリニューアルした。今回、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として、初めて病院でフードドライブを計画。9月28日から1カ月間、院内に回収箱を置いて協力を呼びかけ、約200人の職員や患者、関係業者らが食品を持参した。
集まった食品はインスタント麺や缶詰、レトルト食品、菓子類、乾物、ドリンク類など。加えて筆記具など文具も持参した。長屋理事は「フードバンクの地域を支える活動に感動した。職員は人の喜ぶことをさせてもらう気持ち、お裾分けの気持ちで協力した。病院の理念にもある、地域に『寄り添う』気持ちで、今後も協力を続けていきたい」と語った。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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